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インタビュー エストニア/和久井秀俊選手

【インタビュー エストニア/和久井秀俊選手】

Jリーグだけがプロの道じゃない

 昨年末にエストニアでプレーする和久井秀俊選手を取材した。10年以上海外でプロサッカー選手として活躍し、昨シーズンはベストイレブンとベストMF賞を獲得。ヨーロッパの有名リーグからも目をつけられている存在だ。

 彼と話をしていると、一人の社会人としてしっかり意見を持った人物だなと関心させられた。この業界に飛び込んでからたくさんのプロスポーツ選手を取材したが、精神的に子供のような選手もいたからだ。もちろん、そういう選手ばかりではないが、日本という恵まれた環境にいると「自分で考え、行動する」という社会人として当たり前のことが難しい人もいる。和久井選手は海外日本人選手では前例のない国やリーグでプレーし、プロ生活のスタート時は契約事項もすべて自分でこなしていた。だからか、インタビューをしていても相手の考えや意向をしっかりくみ取った上で行動や言葉を発することができる。

 意外に難しい。人の行動や意見に対して批判はできても「じゃあ、それをどう解決すればいいのか?」という自分の意見を持った人はそうはいない。結構、ここが大切!自分は大丈夫と思っていても、かなり批判どまりで終わっている。その改善策や解決策までアドバイス、また意見を言える人間…あくまでも一つの考えだが、それを発言できる選手だった。興味のある人は、ぜひご一読を!

▼【プロとして生きる道はJリーグだけか?】

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